高千穂峰

情報商材とは、ノウハウやツール(ソフト等)であったり、そういったノウハウ・情報を動画や音声ファイルにしたものなどを商品として販売しているものをいいます。貴重なノウハウであったり、お金儲け関連のノウハウ・情報なども多いため金額的に割と高額なものとなっています。

情報商材とは

情報商材と聞くとどんなイメージがありますか。
良い、好感の持てるイメージでしょうか、悪い、ちょっと怪しいイメージでしょうか。

昔、ネットオークションというものがだんだんと認知されて、お金だけ騙されるのではないか、といったような不安や疑念が少しずつ薄れてくるようになった頃にネットオークションで情報商材というものが出回るようになりました。

いわゆるマニュアル本・ノウハウ本などです。
当初は自前でつくった(手づくり感あふれる)冊子などがオークションに出品されていました。

もともと通信販売というものはありました。通信教育というものもありました。
ネットで商品を売ったり買ったりするようになったのはショッピングモールの存在が大きいのです。

当然、売り買いされる商品は普通に流通するような「モノ」でした。

それが、確かヤフーのオークションサイトだったと思いますが、ヤフーオークションでこれだけ儲けたよというノウハウや、オークションへの出品の仕方といったノウハウを本(冊子)にして、そのノウハウ(冊子)をオークションに出品した人が現れました。

同じように、自分でつくったソフト(便利ツールやビジネスソフトのテンプレートや日記などのソフト、お絵かきソフトなどなど)を専門サイトに登録して販売できるような仕組みも整備されていきます。

この頃まではつまり「モノ」としての現物が流通していたのです。
ただソフトなどはCDなどの現物ではなくて、ソフトそのものをサイトから直接ダウンロードするやり方もできてきます。

その後、インフォトップやインフォカートなどいろんなノウハウやツールなどを専門に扱うサイト(いわばショッピングモールのようなサイト)が登場してきます。

こういったサイトで、今では当たり前のようになっているノウハウなどの情報が商品・商材して流通するようになったのです。情報専門のショッピングモールです。
この手のサイトの登場(あるいは乱立など)で、情報商材という概念・言葉が広く知られるようになったものと思っています。(あくまでも個人的な意見ですが)

インフォトップ・インフォカートなどの専門サイトの登場で、いろんなノウハウ、やり方、コツ、あるいはツールなどなどソフト的なものやテンプレート的なものも含めて「情報商材」という概念が広く知られるようになってきたように感じています。

それこそ昔、オークションでの稼ぎ方を冊子にしてオーションサイトで販売していた人は9,800円で販売していたと記憶しています。
つまり、それくらいが標準的な(妥当な)価格設定だったのです。


それから犬のしつけ方やダイエットの成功法などが、2万円とか3万円とかで販売されるようになっていきます。
情報商材の値段は数万円が当たり前という時代になっていったのです。

高額化する情報商材

長い間、情報商材の世界を見てきていますが、エスカレートするかのように値段(価格)が高額化してきているように思います。

もちろん良心的にお買い得な価格設定、「いいものをお安く」というモノもありますが、最近では10万円前後から数十万円といった価格帯のものまで登場してきています。

こういった流れの要因の一つに、アフィリエイトという概念も関わっているように感じています。

アフィリエイト、つまりある商品を紹介することで紹介料がもらえる、という仕組みですが、このアフィリエイトという仕組みそのものが主たるお金儲けの手段になってしまっている、ことから高額化してきているのではないか、ということです。

価格設定する側(販売したい人=俗にいうインフォプレナーという人たち)としては、たくさんの人に売りたい。そうなるとアフィリエイターと呼ばれるくちコミしてくれる人たち・紹介してくれる人たちに、しかもたくさんの人に自分の商品を扱って欲しい。
⇒ そのためには、アフィリエイターに支払う紹介料が高くないと取り上げてもらえない。
⇒ だから、報酬を高額にさぜるを得ない
⇒ 必然的にもともとの商品・商材そのものの価格も高額なものにならざるを得ない、という流れです

それと、時代の流行りというものもあります。
誰かが、とんでもない高額塾を商品として世に出した時に、それなりに売れてしまったという現実が起こった場合です。
当然、真似をして次の誰かが同じような高額塾を開きます。さらに誰かが・・・というような流行・一種のブームが今の現状かも知れません。

情報商材を販売する側も、紹介料を手にしようとするアフィリエイターも一攫千金を狙ってのことなのでしょう。
でも、本当の商売いうものはそんなものではないような気もします。
まあ、ビジネスの世界は難しいですから。何が正解か答えはないのかも知れません。

情報商材の功罪

販売者として、アフィリエイター(紹介者)として、お金を稼ぐという機会創出につながったという観点からみれば、新しいビジネスモデルが誕生したことになると思います。

一方で、悪用するような形でのお金儲けの一手段としての面が強くなってしまい、(いろんな人間・業者などが暗躍するようにもなって)詐欺的な商材をつかまされていわゆる被害を受けたような消費者が生まれてしまったのも事実だと思われます。

とりわけ最近では高額の情報商材が出回るようになっています。しかも、サイトに記載してあるコピー(セールスレター)も(悪いことなのですが)質が高くなってきています。ということは、私たちの側が、情報商材を購入する側がカモフラージュされた偽の商材、詐欺的な商材を見極めるということが本当に大切になってきています。

本来は、悪いものが駆逐されたらいちばんいいのですが、本当に良い情報商材と悪い情報商材がともに流通してしまっている、という現実世界です。
情報の共有で少しでも被害にあうような消費者が生まれないようにしたいものです。

繰り返しますが、すべての情報商材が悪だというわけではありません。
本当に役立つモノもたくさんあります。

疑問点などありましたら、どうぞ遠慮なく保健室からご相談ください。