空と大地


私の体験からの話です。2つご紹介します。

プロとは? 愛とは? 自分の持っているものを・できることを、惜しげもなく与えるとは?というサブタイトルです。

私の義父が入院(胃がん)した時の話です。
主治医の先生のところの検査で発覚しました。検査の後、入院施設のある大きな病院に入院することになりました。

主治医の先生のクリニックから車で20分~30分のところです。
私が義父のみ見舞いに毎朝行っていると(朝7時頃です。会社への出勤前の時間帯です)、その先生が、毎朝、回診にこられるのです。

(週に3回、毎朝7時です)

先生は、クリニックの最上階が自宅ですから、朝7時に到着して回診するためには、自宅を何時に出発していらっしゃるのだろうか、と考えてしまいたました。たぶんに、6時半前には自宅出発だと思います。

義父が亡くなるまで続きました。

もちろん自分のクリニックの診察が毎朝9時には始まります。
私が仮にドクターだったら、果たしてできることだろうか、と思いました。私にはできないコトです。ほんと凄いことです。

いつ休憩を、休息をとっていらっしゃるのでしょうか、と思った次第です。
私よりもずっとご高齢でいらっしゃる先生です。

よくテレビなどで神の手を持つような先生の仕事ぶりや人生が取り上げられていますが、使命感のあるドクターの方々のエネルギーってほんと素晴らしいものがありますね。

プロというのはここまでできるものなのでしょうか。

もう一つの例です。
これは私の同級生のドクターの話です。

自分も何回か診察してもらったりしましたが、同級生ながらプロだなぁ、と思うことが多々ありました。

そのドクターは患者さんと話をする時に絶対にカルテの記入(パソコンへの入力)をやらない先生です。
つまり、ずっと相手の目・顔をみて話をされる・聞くのです。

横を向いて、それこそ効率アップのためにカルテをパソコンで入力しながら話をするというのは患者さんのためにならない、という理由から相手の正面で話をする、ということです。

となると、1日の流れ的にどうなるか、ですね。

最後の患者さんが帰られるのが夕方6時過ぎです。
それから看護師さんが後片付けなどして全員のスタッフが帰ってから、その日の分のカルテをパソコンに入力するのだそうです。

終わるのは夜の11時頃です。
それから自宅までジョギングで帰るそうです。(自宅まで約4、5キロメートルはあると思います)
夜ごはんは夜中です。

でも、朝9時には1日の仕事(診察)がスタートします。

お年寄りを中心ですが患者さんでいっぱいです。患者さんに支持されるはずです。
いつ寝て、どのくらいの睡眠や自由時間で毎日毎日過ごしているのでしょうか。

プロって、凄いですねとあらためて思う次第です。こんな同級生がいることをうれしく、誇りにも思います。