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借金の功罪と人生。

借金と聞いただけで毛嫌いする人と、別に何とも思わない人がいらっしゃいます。

自分は買い物については現金主義だ、という方は素晴らしいスタンスだと思います。
ぜひ、それを貫いてください。
(誤解されて失礼にならないようにしていただきたいのですが)
元銀行員としてはお薦めする生き方です。

まあ、銀行員とか金融機関は借りていただいて「いくら儲けるか」というのがありますから、
借金で銀行員とは付き合わない方がいいですね。

繰り返しますね。
借金について、何とも思わない人と現金主義、借金は悪、という人。
(借りることのできたお金だから、返せないはずはない、くらい楽観的な人もいます)

借金自体は上手く使えばテコの原理となりますが、下手すると破滅?へのスタートとなりかねません。
(商売をやっている人、事業者はテコの原理もあり得ますが、個人レベルだと別です)

個人(消費者)というレベルだとローンの返済に追われて、自転車操業・破滅への道となったりもします。

分割支払い、クレジットカード・・いずれにしても決済先送りです

昔は、お金を貯めてから欲しいものを買う、というのが当たり前の時代でした。

通信販売(とりわけ通信講座)などがこの世の中に登場してから、
分割でのお支払いでも先に全部の果実=ここでは商品そのものを手にすることができる仕組みが誕生しました。

これは消費者にとっては便利ですし、ありがたいことですよね。
一般の普通の人が、信用で「ツケ」で買えることです。飲み屋さんに行って、
先に飲み食いしても代金の支払いを次回に回すことです。

お金を払わなくても無銭飲食にならない世界です。

やがてクレジットの業界は素晴らしい『モデル』を誕生させます。

さらにありがたいリボルビング方式?

いくら分割でも商品(Aという商品)を1つ、また2つ(Bという商品)、
そして3つ目(Cという商品)と購入していけば、毎月の支払いのトータルはどんどん増えていきます。

たとえば・・・毎月のお小遣いが5,000円。

1つ目の商品(A)の分割払いの金額が1,500円
2つ目の商品(B)の分割払いの金額が2,000円とすると・・・

他に使うものがなければ、支払うものがなければ、2つ目の商品までは購入できますね。
毎月の支払い額が合計3,500円ですから。

でも、3つ目の商品(C)の毎月支払い額が(高級な商品を買ったがために)3,000円となれば、
支払額の合計が6,500円となってアウト!です。
毎月のお小遣い予算5,000円をオーバーしてしまうからですね。

これを解決したのが、その名も(悪名高い?)リボルビング方式というヤツです。

毎月の支払額を一定限度に抑えるという仕組みです。
たとえば、先の例で、毎月を合計4,000円にしてしまえば十分に払えると
消費者に対して思わせることのできる金額になってしまいます。

毎月毎月、ちゃんと返済できるじゃないか、と判断・錯覚してしまうことになります。

裏では10回分割で返済し終わる予定が、12回になったり、15回になったりする仕組みです。
怖いですね。

買う側、買わされる側はあまり気にしない人の方が多いのかも知れません。
そんな期限のことは気にしないようになってしまっている人がたくさんいます。

まさにマジックです。魔法です。

商品を売りたい方としては、魔法のような仕組みです。

期限が延びるわけですからトータルの支払い金額はどんどん膨らみます。
それでも消費者は(普通の人は)気にすることなく(特に消費癖のある人などは)
どんどん欲しいものを、衝動的にでも買ったりもします。

欲しいものを先送りできないのですね。
そんな人に限って、すぐ飽きがきてほっぽったりもするのでしょうけど。

これは借金の功罪としてみると、まさに「罪」の部分です。
それを知らずに使いこなしている人がいます。
まさに、仕掛ける側の思う壺に入った形かも知れません。

期限が先送りになる、つまりたくさんの利息部分をクレジットカード・
キャッシング・カードローン業者に支払うということなのですね。

余計なことかも知れませんが、今あるクレジットカード等の残高と、
もし分割方式やリボルビング方式で購入したものがあったら、
そのエンド(期限)がいつまでなのか、ということをチェックしてみることをお薦めいたします。

冷静に見直してみると・・・びっくりするかも知れませんね。
それよりもショックを受ける方がいるかもと思ってしまいます。

借金の「功」は? テコの原理が使えること、ただしそれは事業性の資金で効力を発揮すると考える方がいい!

借金の最大のメリットは、先にモノが手に入るということ(=支払いを先送りできること)と、
投資ができる、ということです。

つまり、事業性の資金だと

1.投資して
2.そこから商品やサービスを生み出して
3.売上=お金を回収して
4.投資した金額以上の儲け=収益を得て
5.借金を返済して、それ以上に儲けたお金を「手元に残す」ことができる

という(いわゆる)ビジネスとしての成長が期待できるのです。

ただし、一般のサラリーマンや主婦の方だと毎月の収入が(ある程度)一定です。
簡単には増えません。
借金して、それを投資するということも非現実的です。

もちろん借金してそれを株式投資やFXなどに投資・運用して稼ぐということもできないこともありませんが・・・
絶対にお薦めしません。

投資は(事業性は別ですけど)、個人の場合は余剰資金でやるべきなのです。
借金してまでやるというのはつ、あまりにもリスクが大きすぎます。

さて、普通の人がクレジットカード・キャッシング・カードローンなどで
まとまった資金を一括で手にしていわゆる「借金」を膨らませるのは、
人生の破たんや悲惨な状況になることの「きっかけ」「スタート」となってしまうことすらあります。

そんな方々をたくさん見てきました。
えっ、なぜ? どうして?
と言われそうですが、元々は銀行員だったらからです。

まとめ 個人がクレジットカード・キャッシング・カードローンの残高が100万円を超えてきたら要注意

元・銀行員からの老婆心かのアドバイスです。


秋田秀一イメージ画像

銀行員生活31年(元銀行員)



給与は人それぞれです。また、毎月の出費も人それぞれです。

夫婦二人だけの家庭、お子さんが3人いる家庭、さらには年齢・年収・・・
いろんな個別的な要因で余剰というか、使えるお金には違いがあります。

サラリーマンであってもヒラ社員、部長、役員・・・
奥さまが専業主婦、パートをして生活費の補てんや自分のお小遣いを稼いでいる・・・

ですから一概にいうのは失礼なことかも知れませんが、
100万円を一つのバー(制限・限度枠)と考えてチェックしてみてくだとい。

そして現実の姿というか金額を把握・再認識してみてください。

もし3桁あるようでしたら、要注意とまではいいませんが・・・
人によっては歯止めが効かなくなったりもします。
となれば、すぐに200万円、300万円、500万円となってしまうのです。

まさに借金が麻薬となってしまう可能性があります。
ましてパチンコ・スロットなどのギャンブルをしている人だとすぐに借金の残高は膨らみます。

チェックしてからの心構えみたいなものも触れてみたいと思っています。
クレカ・ローン等の残高が100万円を超えたら要チェック、まずは要注意です。

カードの利便性を否定するものではありませんが、人は、いつかは死にます。
負債を抱えたままでの旅立ちは悲惨だと認識してみませんか。

現金で買う、買えるようになる、そんな人生を創造するという具合に
リセットしてみては、またはそれを目指してはいかがでしょうか。

貯めぐせのない人は、少しだけでも体質改善してみませんか?

まあ、ストレスを食欲に転換させたり、
ギャンブルに転換させたり、
アルコール・カラオケで発散させたり・・・

人それぞれです。
借金や度をこしたギャンブルへのストレス発散は避けるように意思をコントロールしてください。
(借金体質の人へ、です)