秋田です。
ついうっかり・・・クレジットカードの返済日に銀行残高が足りないことがあったら・・・
どうなると思いますか?
すぐすぐにはカードストップとはなりませんが、いつもいつも引き落としできなかった、となれば困ったことになることがあります。
[char no=”3″ char=”秋田秀一”]元銀行員でした。
クレジットカードには銀行系や信販系、独立系といったようにいろんなところが発行しています。
ひょっとしたらあなたも1枚か2枚は財布の中に入っているかも知れませんね。[/char]
今回の記事はクレジットカードの毎月返済が遅れたらどうなるかと、どう対処すればいいかについて説明します。
・フォローのやり方(自分から・相手からの督促)
・何回も遅れた時のリスク
についての記事です。
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クレジットカードの枠(わく)というのは、「信用枠」です。
クレジットとは・・・お店での商品・サービスの購入においてあなたの代わりに、立て替え払いしておきますねというサービスです。
ですから、毎月決まった日にちゃんと返済してくれるもの、という大前提・信頼関係の上に成り立っている契約です。
あなたの信用が試されているのといっしょです。
ただ、試されているからといって「ちゃんと毎月引き落としされるように返済しているから、いいでしょ!」ではないのです。
毎月ちゃんと遅れずに返済することが当たり前なのです。
そんな毎月の返済が遅れると(引き落としができないことがあると)どうなるか、どう対処すべきか、について知っておいてください。
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クレジットカードの返済遅れは「人間だもの」
人間誰しも「ついうっかり」というのはあります。
クレジットカード引き去りのために、銀行へ入金に行く予定が・・・急に病気や親戚のご不幸などが続いて入金できなかった、つい忘れていた、なんてことも起こりえます。
もちろん毎回毎回、確実に引き落としされるのがいちばんいいのですが・・・法人の場合の借入金でも返済金を他の銀行の口座から移し替えておくのを失念していた、ということも割とあるのです。
ですから、シビアな銀行・金融機関・カード会社でも一回のミスで、ダメ! 完全アウト! なんてことはありません。
[char no=”3″ char=”秋田秀一”]なので・・・「あわてふためかなくても」大丈夫です。
では、ついうっかり銀行口座の残高を確認していなくて
残高不足でクレジットカードの返済日に引き落としされなかった、という時にはどうすればいいものでしょうか。[/char]
それについて説明します。
フォローのやり方(自分から・相手からの督促)
引き落としされなかった場合には、
- 自分からカード会社に連絡するか
- カード会社からの督促(連絡)を待つか
の2つのパターンでの対応策があります。
昔は、残高不足で引き落としできなかったら、再引き落としされていた
昔は、約定日(毎月の決まった返済日)に残高不足で引き落としされなかった場合は、その翌日とか翌々日にでも入金しておけば・・・再度、引き落としされる場合がありました。
残念ながら・・・今ではその仕組みを採用しているクレジットカードはほとんどありません。
※なぜなら、再度の引き落としをするのに銀行に手数料を支払わないといけないからです。
その分、カード会社のコスト負担増となります。
たとえ1件当たり50円といった引き落としの手数料でもそれが何万件ともなれば・・・凄い費用となってしまいます。
50円×3万件=150万円です。
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たった1回の再引き落としだけでパートさん10人、20人分の毎月の給料がぶっ飛んでしまいます。
ですから、今では後日、再引き落としてされるような仕組みを持っているカード会社はほとんどないはずです。
[char no=”3″ char=”秋田秀一”]完全にない、とは言えません。
一部のカード会社で、かつ法人カードなどでは引き落としできなかった翌月にまとめて引き落としされる仕組みになっているものもあるようです。[/char]
自分からカード会社に連絡する
これがいちばんのお薦めです。
いちばん人間として誠意のある対応になります。
何といっても、「ちゃんと返します」「入金しておきます」という約束を破ったわけですから。
カードの裏やネット検索すれば、電話番号はすぐにわかります。
受付時間が決まっていますから朝早くや夜というのはムリですが、昼間だとちゃんとつながります。
ただし、回線と電話している人数との関係で混みあうこともありますがやむを得ないかと思います。
本人確認のあと、いつまでに返済予定だった金額を用意できますか? という話になります。
あとは、先方担当者(電話相手)の指示したがって次の行動を決めることになります。
※たとえば・・・
■ 督促の手紙がいきますのでそれを使って「コンビニか銀行で振り込んでください」と言われることもあります。
■ 先に振込先を教えますから、すぐに振り込んでください、と言われるかも知れません。
いずれにしても、指示に従って粛々(しゅくしゅく)と手続きを進めるだけになります。
[char no=”3″ char=”秋田秀一”]【アドバイス】
ムリな約束をする必要はありません。
正直に、○○日の給料日にならないと用意できないから、それから振り込みます、という交渉でも構いません。[/char]
もちろん交渉ごとですから、相手が「もっとはやく振り込んでもらえませんか」ということもあります。
でも、確実に送金できる日を約束した方がいいかと思います。
・約束した日はちゃんと守る。
・もし、守れなかった時は・・・返済予定だった金額の一部でもいいので振り込むようにする。
⇒ そして再度電話連絡して、一部だけしか送金できなかったと伝えて、残りはいつになります、と連絡すれば(たいていは)OKのはずです。
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※【裏ワザ】
返済(送金)を約束した日に全額まとめての送金ができない時は、または(最初から)できそうにない時は・・・
[char no=”1″ char=”アフィリ王子”]■ ○月10日に、一部ですが3万円振込ます。
■ 残りは18日に振り込みます、と最初から交渉しても構わないと思います。[/char]
相手も人間です。
ちゃんと話は聞いてくれるものです。・・・そこはご安心ください。
ほったらかしにしておいて相手(カード会社または督促の代行会社)から電話・またはハガキ等での督促がきた場合
ズバリ、印象はよくありませんね。
ほったからしでカード会社になにも連絡しなかったヤツ、そんな約束を守らないヤツ、という認識で電話をかけてきます。
当然、強めの交渉をしてきます。
「いつまでに払えますか?」という話が中心です。
しかも、相手から日付を区切られることもあります。
たとえば・・・今日が月曜日だったとします。
※自分としては来週の月曜日までに送金できそうかな、と思っていても・・・
相手が「水曜日までに振り込んでください」と指定してくることもあります。
まあ、こっちが不誠実に約束を破った上に、「ほったらかし」しておいてわけですから・・・当たり前かも知れませんね。
でも、それに負けて「はい、わかりました」で水曜日までに用意できなくて、また延滞してしまう、となったら大変です。
交渉は厳しいかも知れませんが・・・
[char no=”2″ char=”ネット王女”]■ 来週の月曜でお願いします、とか
■ 水曜日だと、2万円だけでいいでしょうか。残りは来週の月曜日に振り込みます、と交渉することは何も悪いコトではありません。[/char]
印象が悪いですから、一方的に日付を区切られることもあります。
でも、正直に確実に送金できる日を約束すべきです。
いっぺんに送金できない時は、2回に分けて送金しますから残りは待ってください、というお願い・交渉もありです。
何回も遅れた時のリスク
毎月の約束(返済日・約定日)を何回も遅れると・・・常習犯として要注意人物になります。
すると・・・
こんなお手紙が届くことがあります。
【ご利用可能額見直しのお知らせ】
拝啓 お客さまにおかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。平素は当社カードをご愛顧賜り厚く御礼申し上げます。
このたびカード規約に基づき・・・中略※
今回の見直しの結果、お客さまのカード利用可能枠を、以下のとおり変更させていただきましたので、ご案内申し上げます。
・・・ 後略
【出典:カード会社からのお手紙】
この※印の部分に、カード会社が加盟してる個人信用情報機関の情報を参考にしました、という内容が記載されています。
つまり、あなたの個人情報がよろしくありませんし、今回の限度額引き下げも上記の機関に報告・登録しましたからね、という内容です。
そして・・・
ショッピング枠 | キャッシング枠 |
---|---|
○万円 | ご利用停止 |
といったような形で減額になってしまうこともあります。
[char no=”3″ char=”秋田 秀一”]こうなると・・・
たいては、今の残高以上には使えなくなります。
つまり、今現在がピークの限度枠(限度額)ということになってしまうのです。[/char]
これだと残念です。
ですから、約束ごとはきちんと守るようにすることが大事です。
もし、何回も返済が遅れて不安な時はご相談ください。⇒ お問い合わせ
クレジットカードの毎月返済が遅れた時のまとめ
ことわざで、「仏の顔も三度」まで、というのがありますが・・・何回何回も延滞すると・・・クレジットカードの枠が減額されることもあります。
極力、避けたいシチュエーションですが・・・なってしまったらどうしょうもありません。
裏ワザではありませんが・・・その場合には・・・
・全部のカードが遅れてしまう、ということだけは極力、避けて方がいいことは言うまでもありません。
・とにかく1枚だけでもちゃんと期日に返済して最後まで使えるカードを1枚はキープしておくことが大切です!