アフィリエイトとは何か?

アフィリエイトという単語そのものを初めて耳にするという方々への説明です。
アフィリエイトはビジネスモデルの一つです。

世の中にはいろんなビジネスがあります。社会で勉強したものに、1次産業、2次産業、3次産業という概念があります。これの説明は不要ですね。
最近では6次化という言葉もあります。1次産業+2次産業+3次産業です。

不動産屋さんというビジネスモデルがあります。不動産業ではありません。もっと身近な街の不動産屋さんというイメージです。
部屋を借りたい人と部屋を貸したい人とのビジネスマッチング(口利き)をする仕事ですね。

不動産屋さんは、部屋の賃貸契約が成立すると、借りる人と貸してる人の両方から手数料をもらうことができます。(美味しい商売です)
もしあなたが不動産屋さんになって、これをネット上で行ったらどんな感じになると思いますか。

こんな体験はありませんか。あるいは聞いたことがありませんか。
・行きつけの美容室にお友だちを紹介したら、割引券がもらえたとかカット代を半額にしてもらった。
・近所の進学塾に生徒を紹介したら、謝礼金がもらえた。
・ハウスメーカーに家を建てる人を紹介したら、謝礼金がもらえた。
・・・・・

これって「商品やサービスを提供しているところにお客さまを紹介して売上が発生したらお礼がもらえる」というビジネスモデルです。
この仕組みをネットの世界でやった場合のビジネスモデルが「アフィリエイト」です。
そしてこの「アフィリエイト」をする人たちのことを「アフィリエイター」といいます。

商品・サービスを売りたい側(企業)と商品・サービスを消費したい側(一般のお客さま・消費者)との間に立って橋渡しをするのがアフィリエイターです。

商品やサービスを提供する側は、通常の営業活動の一環として広告宣伝を行います。普通に広告宣伝費というコストが発生します。
実は、宣伝広告の代わりに、広告宣伝してくれる人を募って、くちコミしてもらって、そこから売上が発生したらお礼として何がしかの謝礼=成果報酬をお支払いするという仕組み・ビジネスモデルが入ってきたのには、そして広まったのには理由があります。

たとえば、従来型の販促としてチラシというのがあります。
新聞に折り込みでいっしょに配達してもらうものです。ポスティングと呼ばれるチラシ・パンフレットの配布も同じようなものです。
ここで必要となる費用・コストを考えてみましょう。

・まず、チラシの印刷代・・・5,000部で○万円。
・チラシの折り込み代・・・1部5円だと2万5,000円

チラシを用意して配布するだけで3万円の費用・コストが必要です。
これを全部新聞といっしょに配布してもらってどれだけの売上発生につながるかは不明です。ゼロかも知れません。

仮に進学塾の生徒集めのチラシだったとします。でもそのチラシは、老夫婦だけの世帯であっても、子どもたちが卒業したばかり家庭であっても、独身男性が1人で住んでいる世帯であっても配布されます。ひょっとしたら全然反応がないかも知れません。

となると、3万円はどぶに捨てたようなものです。喜んだのは印刷屋さんと新聞配達店だけです。

ところがネットの世界だと(通信料金は別です)、コストゼロでメールを送信したり、サイトに表示したりできます。
ここでアフィリエイトというビジネスモデルが広く使われるようになった理由があります。

進学塾のアフィリエイトで考えてみます。
アフィリエイターのAさんが、自分のブログに「進学塾なら○○○が親切・丁寧で合格率も評判! お申込みはこちらです → ○○○進学塾」という広告文を載せたとします。
誰かが、その広告から○○○進学塾に申し込みをしました。

この時、Aさんに成果報酬が入りますが、逆に○○○進学塾はAさんに確実に生徒を獲得できたお礼として謝礼金を支払います。
Aさんがたとえ1,000人の人にブログでアピールした結果でも、申し込みした人が1人ならその分のお礼をするだけでいいのです。
これなら従来のチラシなどのように余計な費用・コストは発生しません。確実に売上につながった場合だけお礼をすればいいのですから。

これって広告宣伝する側にとっては非常にありがたい話です。成果が発生した場合にだけお礼の必要があるわけですから。
ですから、従来型のチラシなどによる宣伝よりもネットでの宣伝の方がその伸び率を高めてきているのです。
もちろんネットを使えない高齢者などへの広告宣伝はチラシなどの方がいい場合もありますから、すべてがネットに移行するということはないと思いますが。

しかも今まで地元の人しか知られていなかったような商品でも、ネットであっという間に全国に(場合によっては世界に)アピールできる時代です。
ネットでの広告宣伝に注力することで全国展開が可能となる点は商品やサービスの提供側にとっては大きな魅力です。

これからもどんどんネットでの売買・流通は増えていくと思われます。
まして今の子どもたちは小さい頃からスマホを所有していたりして、ネットでの買い物に抵抗感はありません。

ということであれば、アフィリエイトというビジネスモデルはまだ伸びていくのかも知れませんね。