ISBNイメージ画像
(私が申請した当時2010年版の冊子です)



商品・サービスを流通させる場合にGS1事業者コード(いわゆる商品ごとのバーコード)が必要なように、出版物にもコードが必要です。
それが、ISBNコードです。電子書籍などでも使用可能です。

書籍の裏側などにある下図のようなバーコードをみたことがあるかと思います。

ISBNコードイメージ画像



通常の流通している商品と違って(バーコードが)二段階表示になっています。
出版物でビジネスを展開しようという時にはぜひ一度、勉強してみてください。

ISBNとは・・・出版物についてのGS1コード(JANコード)なのか?

一般の商品についているGS1事業者コード(JANコード)については別記事で案内しました。



考え方は、GS1コードと一緒です。国際的な世界でただ一つの書籍を識別するためのコードです。
ISBN=国際標準図書番号が13桁のコードで、二段書きになっているところまでが入って、日本図書コードとなります。

ISBNコードイメージ画像

具体的には次のようになります。
ISBN978-4-534-05432-6
C0063 ¥1600E

1行目のISBN978・・・接頭記号から始まって、次の4は国記号(日本は4です)、出版社記号・書名記号・チェック数字と続きます。
2行目のC0063 ¥1600E・・・分類記号+価格コード(税抜価格)+E(End)

※この1行目と2行目までの組み合わせが日本図書コード、と呼ばれるものです。
日本の出版界では、一般的にこれをISBNコードと呼んでいます。

ISBNコードの申請

私が申請した時は紙ベースが当たり前でしたけど、今ではネットからの申請が可能です。
昔は下のような冊子を実費で購入していました。(当時○円)

ISBNコード申請イメージ画像




ネットからの申請はこちらです。⇒ 日本図書コード管理センター


GS1事業者コードと同じくメールアドレスの登録からとなります。あとは、サイトに記載されている手順にしたがって申請してください。

ただし、正式な申請書類は郵送での送付になります。メール添付というやり方はできません。ご注意ください。
書類がセンターに到着後、電話確認から約15日間程度かかる見込みです。

だいぶ前ですが(私の場合は)下のような立派なファイル一式が送られてきました。

ISBNコード登録ファイルイメージ画像



この中に自分で採番(番号を設定)して管理するシートも入っています。そのシートを活用して採番してください。

ISBNコード採番シートイメージ画像



実際にやってみると難しいことはありません。心配しないでチャレンジしてみてください。

※ただ、あくまでも自分で書籍などを販売する時等に必要なもので、キンドルで電子書籍出版ならば取得する必要はありません。(後述)

ISBNコードが必要なものは・・・書籍だけ? それ以外は?

まずはISBNを付けることができないものをリストアップしてみます。

ISBNを付けられないもの

・新聞、日記・手帳、カレンダー
・宣伝、広告物などの印刷物(チラシ等)
・音楽CD、映像DVD
・サイト、ブログ、メール、掲示板など

ISBNを付けることのできるもの

・基本的には印刷・製本された書籍
・朗読したものが録音された音楽テープ・オーディオブック
・テキスト、イラスト+複合メディアなど

書籍部分をPDF化してそれをCD、DVDに入れ込んだものも対象になります。新しい出版の発行形態という考え方ですね。

申請料金

2つの登録料があります。

出版社記号(ISBN)登録料

7桁の出版社記号 10冊まで 20,000円+税
<6桁の出版社記号/th> 100冊まで 34,000円+税

次のJANコード申請料も含めて、いずれも前払いです。

書籍JANコード登録申請料

3年間の登録料が下記のようにランク分けされています。事業者規模で違うというのはGS1事業者コードと同じ考え方です。

出版物の年間売上高 ランク 登録申請料(3年分)
500億円以上~ 100,000円+税
50億円以上~500億円未満 50,000円+税
10億円以上~50億円未満 30,000円+税
1億円以上~10億円未満 20,000円+税
~1億円未満 10,000円+税

キンドルなどで電子書籍を販売する時は? ISBNコードが必要?

本来ならば電子書籍を執筆して出版・販売するならば、たとえばキンドル市場などでも・・・ISBNコードは必要なのです。

ただ、キンドルではキンドル側が固有にコードを用意してくれますので出版社や著者として出版する場合でもISBNコードを用意する必要はありません。

ありがたいですね。それこそ無料で、(自ら)ISBNコードを用意する必要なく、出版できることになります。
アフィリエイトやサイト・ブログの集客・ファンづくりなどに電子書籍を活用できる、ということです。

もちろん、取得した上でキンドルでの電子書籍出版の時にそのISBNコードを適用しても構いません。
すでに書籍化しているものを新たに電子書籍化する時には同じコードを使用しなければなりません。そこだけはご注意ください。

まとめ

ISBNコードがアフィリエイトやネットビジネスに直接的には関係してくることはありません。別世界の話です。

でも、サイト・ブログへの導線として集客のためにSNSを利用したり、YouTubeに動画投稿したりすることがあります。それと同じように集客目的で書籍を出版するという手法もあるのです。

また、自分のブランディングのために出版という手段があります。とりわけキンドルでは読み放題というサービスもあります。読んでもらった分だけ(ページ数に応じて)報酬が支払われますが、それ以外に自分のサイト・ブログを書籍内で案内して集客につなげることができる、というメリットがあります。

キンドル側も電子書籍でそういった使い方をすることを認めています。実際にその手の電子書籍をキンドルで出版しましたけどちゃんと認められましたので問題はないと思います。

アフィリエイトだけでなく、そこでの利益を次なるビジネスモデルに投資するというのは王道の考え方です。いろんなネットビジネスへの展開においては(このISBNの話と別記事でのGS1コードの話を)ぜひ頭の片隅に残しておいてください。