レンタルサーバーを借りて独自ドメインでのサイト・ブログ運営・・・アフィリエイトのための基本セッティングでもあります。
ただ、レンタル料の観点から安い海外サーバーを選択したり、出会い系・アダルト系のアフィリエイトをするために海外サーバーを選択する場合もあるかと思います。
ただ、レンタルサーバーによってはSSL化はサーバー会社とタイアップしている(割と高額な)SSL証明書を扱わなければならなかったり、他社で取得したSSL証明をセッティングするのは自力でしなければならない、といったような制約があったりもします。
今回は海外のフレンドサーバー(割と安いサーバーで、日本語でのサポートもあるので安心です)に、無料のSSL証明書を取得して、フレンドサーバーに設定しようというものです。
実は、下手にサーバー会社推奨先のSSL証明書を購入して設定完了まで数日間かかるよりも、すぐに(数時間単位で)SSL化が図れるのです。フレンドサーバーを利用している人で、独自ドメインのサイト・ブログをSSL化したい、という人はぜひお試しください。
無料のSSL証明書があった! ただし3ヶ月更新が面倒だけど・・・
ネットオウルという会社が運営しているSSL BOXというサイトで無料のSSL証明書を取得することができます。
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まずは会員登録から(ネットオウル全体のサービス利用のための会員登録)
上記画像右側にあるように新規会員登録から登録を済ませます。流れ的には特に難しいところはないかと思います。
メールアドレスを登録すると、そこに確認メールが届きます。それから認証IDを入力して登録画面から正式に登録します。
ここまでは問題ないと思います。
SSL化の前提条件として・・・すでにその独自ドメインでのサイト・ブログがネット上に存在することが必要です。
今からサイト・ブログを立ち上げるけど(独自ドメインを取得した段階だけど)、事前にSSL証明書を手に入れておこうか、というのはダメです。
会員ページのコントロールパネルから「ドメイン・SSL証明書」の新規申込をクリックします。
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※上記画像ではすでに利用中、管理画面の表示が出ていますが・・・すでに利用済みであることからの表示です。無視してください。
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その他のサーバーで利用する、を選択します。
新規申込みの内容を固めて入力する
特に、コモンネームについては後から変更することはできませんので、最初でしっかりと判断した上で決めて、入力してください。
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コモンネームとは? サイトアドレスだと考えてください!
今のブラウザは(特にリダイレクトなどの設定がされていない限りは)、www.○○○.comでアドレスを入力しても、(www.なしの)○○○.comで入力しても、ちゃんとサイト・ブログが表示されます。
ただし、SSLの時は別モノだ、という判断になります。それで注意してください、ということです。

コモンネームを単純に、www.なしの○○○.comで設定すると・・・
もし、www.付きのアドレスでサイトを訪問した時には、「SSL化されていません。安全ではありません」といった内容の表示が出たりします。訪問者は不安になります。
逆に、www.を入れたコモンネームにしておけば、www.なしの○○○.comでアクセスがあってもSSL化されている「鍵マーク」が表示されます。
(よっぽどのことがない限りは)コモンネームを、単純にするのではなくて、www.付きのサイトアドレスにしておきましょう。
単純にしてしまうと(www.なしのアドレスにしてしまうと)、www.の分も別にSSL化しなければならなくなります。
繰り返しますね。(強調します。大事です)
www.ありのコモンネームにしておけば、なしでサイト・ブログにアクセスした場合でもちゃんと、SSLにて(鍵マーク付きで)表示されます。
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※参考までに、www.なしのアドレスでサイトを訪問した人を、自動的にwww.付きのアドレスにリダイレクトさせる方法は、こちらを参照してください。
[blogcard url=”https://www./”]
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利用規約に同意する ⇒ 所有者確認手続へ進む をクリックします。
所有者確認手続とは・・・本当にネット上にあなたのサイトが存在するかを確認する作業です
グーグルサーチコンソールでサイト確認をされた経験がある方は、ピンとくるかと思います。
同じように、SSL証明書を設定するサイトがちゃんとコモンネーム通りのアドレスで存在するかどうか、ということの確認です。
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FTPソフトが使えるものとしてお話させていただきます。
- ①確認のためのファイルをダウンロードします。
- ②FTPソフトで指定されたディレクトリに上記ファイルをアップします。
- ③所有者確認開始をクリックします。
少しだけ難しいというか面倒なのは、FTPソフトでサーバー上に指定されたディレクトリを作成することくらいです。
(FTPソフトが使えない人は調べてみてください。ちなみに私は、FileZillaを使っています)
次は、その3つの書類をダウンロード(または、念のために証明書の内容そのものをコピー)します。
仮にダウンロードまたはコピーを失念しても大丈夫です。SSLボックス管理画面からダウンロードやコピーは、可能です。
取得したSSL証明書をフレンドサーバーに設定する
ここまできたら、あと少しです。取得したSSL証明書をサーバーに設定する作業になります。
【ステップ1】まずはSSL BOX側でSSL証明書をダウンロードする
(すでにダウンロードまたは証明書のコピーが終了している人は、ステップ1はパスしてください)
前述の所有者確認が終了したら、SSL証明書が SSLボックスの管理画面から確認できます。
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管理画面をクリックすると、下のような画面が表示されます。3つのファイルをダウンロードします。
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【注意事項】
サーバー側(フレンドサーバー)の単語表示と、SSL証明書発行側(SSLBOX)の単語表示とでは、表現が異なっていますので対応表を示しておきます。
フレンドサーバー側の表記 | SSLBOX側の表記 | (サーバー側の入力欄の位置は?) | |
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証明書 | 証明書(*.crt) | 証明書(CERT)SSL証明書 (ファイル名は *.cert) |
SSL証明書のことです (真ん中の行にアップロードします) |
中間証明書 | CA証明書(*-ca.crt) | 中間証明書 (ファイル名は *int.cert) |
中間証明書のことです (いちばん下の行にアップロードします) |
秘密鍵 | 秘密キー(*.key) | 秘密鍵 (ファイル名は *.key) |
秘密鍵のことです (いちばん上の行にアップロードします) |
あわてず、あせらずにアップロードしてください。下のような感じです。
(証明書の内容そのものをコピペするやり方もあります)
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