マジョリエイト方式なる単語・キーワードがあるみたいですね。いわゆるアフィリエイトとマジョリティとの造語のようです。
テーマとしている切り口はズバリ「サイレントマジョリティ」という層です。著者は独自に、ターゲットを層別して普通のアフィリエイターが勝負している13%の層ではなくて、ニーズに気づいていない60%の層を狙うべきである、というスタンスです。
そうすれば他のアフィリエイターや通販サイト・メーカーが勝負している13%の層だけではなく、60%の潜在的なお客さままでを含めた73%の層に訴求できる、というノウハウです。
おっしゃっていることは「なるほどね」という話です。
そのためのノウハウやスキルがある人ならいいですけど、それがない人は、それが身につくかというと非常に大変な気がします。
というのも著者はMLMの経験があって・・・PPC広告などを何回も何十回も、何百回もテストしてきて体験的にノウハウやスキルが身についている人のようです。
つまりプロ野球選手のイチローのような技術があるわけです。
そこまでの下地が違います。
そのイチローが、こんな風にしていますよ、と教えてもらっても
それを実践するのは、実践できるのは普通の人には、ましてや初心者や素人にはかなりハードルが高いと思われます。
そこは念頭に置いた上で読むことを、参考にすることをお薦めします。
そんな本というか、ノウハウ書のような気がします。
【結論】
■ 職人のワザ的なスキルが必要か?
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マジョリエイト majoliate、を読んでみた
副題が「従業員0人で年間報酬5億円を稼ぎだすマジョリエイト:「まだまだ客」を「今すぐ客」に変える新戦略」というものです。
買う気がない人たちをその気にさせる方法として著者は4つのステップを示しています。
これは納得できる話だと思います。
私もなるほどね、と思ってしまいました。
アフィリエイトや通販でのネットビジネスでセールスレターを書いたり、ランディングページを作成したりする時に、本書にあるようなノウハウや視点を意識したことはありませんでしたから。
【ステップ1】
相手のニーズを知る。
【ステップ2】
共感してあげる。
【ステップ3】
興味をひく
【ステップ4】
ニーズとの関連付け
という流れになります。
具体的には
「モテたい」という層に対して、ダイエットサプリを売りたいという時に痩せた方がいいですよ、マッチョになった方がもてますよ、という話をします。
自分も若い時はモテなかった、悔しかったという話をします。さらに・・・次には、これをやったらモテるようになったのですよ、という話につなげます。
この流れで記事を作成する時のタイトル・キャッチコピーが
『30歳前のデブがたった1週間でモテるようになって、美女7人と付き合った方法』ということであれば、誰しもが「おっ、読んでみようか」となりますよ、というノウハウです。
言われてみればそうですね。
それなら、モテたいと思っている人にダイエットサプリが売れる可能性があります。
※この層を、このターゲットを
サイレントマジョリティ(潜在顧客)としています。
ここを狙いましょうよ、というわけです。
要は、自ら市場を創造しましょう、ということです。
確かに、当たればブルーオーシャンです。ウハウハになりますね。
サイレントマジョリティの切り口は非常に参考になる!
切り口というか発想の仕方という点では非常に参考になる書籍・ノウハウでした。
事例の中の1つにオロナインのことがありました。
CMの中で、大人のスポーツにはまる人が増えています。
夢中になり過ぎてスリ傷をつけたりします。そんな時には、オロナイン、という流れです。
大人が夢中になり過ぎる、はまるスポーツという視点から記事を作成すればライバルは少ないというわけです。
いわゆるブルーオーシャンでの勝負になります、というものです。
もう一つの事例でデオドラント商品のアフィリエイトがありました。
臭い消しの商品です。
凄いタイトルをつけていました。
「男性の87%は○○中に、彼女の○○で萎えていると判明」というものです。
そして記事の中で「私も臭いかも」と気づいてもらうことで商品購入につなげるというものでした。
なるほどね、と思ってしまいました。
キーワードは【○○中、臭い】ということでの記事作成です。
まさに潜在顧客・サイレントマジョリティへのアプローチということになります。
このキーワードであればアフィリエイターとしては、そんなに難しい記事の作成ではなくなります。
しかも、ライバルが少ないというわけです。
こういった切り口で記事作成をすると、簡単にアクセスを集めることができます。

納得はできますが上級者編という気がします。
言うのは簡単かも知れませんが意識してみるだけでもいいかと思います。
あとは、実践訓練あるのみ、です。
マジョリエイトでの実際の記事作成(構成)
これは勉強になります。
「体重90キロのおデブが年収1千万円のイケメンに告白した結果」というテーマでスタートしたら・・・
当然、ストーリー的には、ふられた!という話になります。
私もそんな経験がありますよ、とかやっぱり太っているから、となります。
そこから解決策を示すことになるのですが、直接、売りたい商品を解決策としては示さない、ということが大切だといっています。
その解決策の中の1つに、とある成分がいいらしい、と持ってきて・・・その成分がたっぷり含まれたサプリメントが、これです、というストーリーにするということです。
とにかく、ストーリーの重要性をずっと意識する必要があります。
やってみよう、という気にはなります。
ほんと、実践あるのみです。
著者の人物像とプロフィール
葵 慎吾という方です。
沖縄在住でセミナーなどを開催していろんなノウハウ等を伝授されているようです。
本書の中にはプロフィールがなかったので、名前の検索やマジョリエイトそのものの検索などから調べてみたのですが、情報商材そのものも販売終了になっているようですね。
それでネット上で調べたものは間接情報が圧倒的に多くなることから割愛したいと思います。
興味のある方はご自分で調べてみてください。
目次は以下のとおりです。
キンドル本の紹介としては、紙の本の長さでは75ページとなっています。
まえがき
本書を読むコツ
ポイントはどう「解釈するか」
情報は戦闘力
メールアドレス登録者には動画をプレゼント
第1章 アフィリエイト初心者が初月から1600万円稼いでしまった「マジョリエイト」とは?
買う気がない人にどうやって物を売るか?
合コンに来た人に30万円の壺を売る方法
買う気がない人をその気にさせる4つのステップ
「サイレントマジョリティ」に着目する【出典:キンドル本 マジョリエイト 著者:葵 慎吾】
第2章 サイレントマジョリティ(潜在顧客)に商品をガンガン売る具体的事例
事例1
事例2
事例3
事例4
事例5
事例6
事例7
第3章 9割のライバルが気づかないケタ違いの実績を叩き出せる理由
ライバルがいなくなる
検索キーワードの構成比とは
多くのアフィリエイターが陥っている罠
60%の潜在顧客に商品を買ってもらうには
高額商品でも対応可能なノウハウ
第4章 3ヶ月の間にたった1記事で7,000万円を稼ぎ出した禁断の記事構成
記事構成の要諦
もっとも重要なのは「ストーリー」
記事のタイトルで売上は10倍変わる
テストを重ねて結果をだす
記事で「気付きの連鎖」を生み出すこと
第5章 マジョリエイトで「まだまだ客」を「今すぐ客」にしてお金を稼ぐには・・・
サイレントマジョリティはどこにいるのか
どこからアクセスを集めるか
属性を絞る
集団の構成比は一定になる
初心者が確実に稼ぐ方法
第6章 報酬1万円の商材を500円で売る、誰も知らないfacebook広告の使い方
Web広告におけるもっとも重要なポイント
どの部分をテストするのか
大切なのは“インパクト”
使用するべき画像の例
秀逸なタイトルの付け方
管理画面について
facebook広告を出してみよう
ワーク
テーマ「ダイエット」
解説1:ダイエットの場合
解説2:薄毛治療の場合
タイトルのテスト
人気記事の検索・分析
Q&A
【レビュー】読んでみての私見とまとめ
このサイレントマジョリティのテクニックというか、ノウハウは他のサイトやブログでの葵慎吾氏の評判や、サイレントマジョリティそのものの評判・評価などの記事から分かったことですが、どうやら高額塾がセットになっているようです。
ただ、この書籍を本格的に私が読んだ時にはネット上には「対象となるような塾」の案内や情報商材などはありませんでした。
休講なのか、もう十分に稼いだのでしばらくは様子見で、後日再開する予定なのかは不明です。
1つ言えることは、このノウハウはアフィリエイト初心者や素人が簡単な気持ちで手をだして上手くいくか、というとなかなか難しいだろうね、というのが本音のところです。
実は、私も読みこなして実践するのに苦労しています。
著者は簡単に述べておられるようですが・・・たとえば、広告からの集客1つにしても・・・
タイトルだけでも100個くらい違えてテストしたり、他人の記事にアクセスを流すような(自分のお金で)ことをしたり、といったようなテストまで行って実際に反応のいいタイトルなどを調べているようなことを当たり前のようにやっている人のノウハウです。
なかなか普通の人には真似できない世界かも知れませんね。
実際、自分がFB告をやろうとしても、ABテストどころかタイトルを10も20も違えて(用意して)反応を調べる、というところまでは意識も勇気も追いついていないというのが実情です。
手元にというかキンドル内に置いておきたい本ではあります。
これからFB広告やYDNなどもチャレンジしてみたい自分としては参考になることは間違いないからです。
また、最後の方に「ワーク」があります。
これはセミナーなどで実際に受講生がチャレンジさせられるようなもののようです。
考え方は非常にためになります。
【結論】
ここまでありがとうございました。
【追伸】
本・書籍一覧のページを用意しました。
⇒ 本・書籍一覧


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