起業して商品製造時に必要なGS1事業者(旧JAN企業)コードを取得するには?

※上記画像は2010年版の利用の手引きです。

秋田です。

[st-kaiwa3]スーパーやコンビニのレジカウンターで「ピッ!」と商品の一部を読み込んでいくのは、もう当たり前の光景になっています。[/st-kaiwa3]

お店側はその日の天候やお客さまの性別・年齢層なども同時に(お客さまに気づかれないように)レジに読み込ませることでマーケティングのためのデータ収集も行っています。
ネット上での購入履歴・検索履歴などを手作業で行っていることと一緒ですね。

いわゆるバーコードですね。13桁あります。
そのうちの9桁が事業者固有のコードになっているのです。

それをGS1事業者コードと呼んでいます。
(日本国内だけの名称です。国際的には(海外では)EANコードというものがあります)

このコードを管理しているのが・・・
⇒ 一般財団法人 流通システム開発センター

申請して与えられるよ9桁の事業者(企業)コードに商品アイテムコード等を付加して(普通は)、13桁のコードとなって活用される、という形です。

[st-kaiwa1]私も定年退職後にネット通販で起業したので・・・JANコードを申請して取得しました。[/st-kaiwa1]

今回は

・GS!事業者コード(旧JAN企業コード)とは?
・GS1事業者コードの取得の手続き方法

について解説します。
 

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目次

GS1事業者コード(旧JAN企業コード)とは?

そもそもバーコードは何のために付いているかご存知ですか?

JANコードイメージ画像

13桁のコードが表示されています。

そのうちの最初の9桁がGS1事業者のコード番号です。
上で言うなら・・・4562213 19までです。
特に、始めの45は日本を表します。

次の3桁・・・030が(その事業者の)商品コードです。

たとえば、A社の事業者コードが、456221319で、菓子パンを製造しているとします。
その場合だと、(もちろん商品コードは事業者が独自に、好きなように付けることが可能ですが)

■ カレーパン・・・001
■ アンパン・・・002
■ メロンパン・・・003
■ ジャムパン・・・004 という具合に自由に設定することができるのです。

そして最後の1桁は、最初の45から12桁目までの12の数字を使って特定の番号(数字)を設定します。
もちろん計算式があります。
(興味のある方は自分で調べてみてください。センターのHPに「チェックデジットの計算方法」というのがあります)

チェックデジットの計算方法

以上の作業から出来上がった13桁のコード番号が、いわゆるバーコードとしてラベルや包装フィルムなどに印刷されてできあがりとなります。

スーパーやコンビニで、私たちが目にするバーコード、というわけです。
事業者は、このコードがないと商品を流通させることができないのです。

もちろん同じ番号はありません。
GS1事業者コードは、(国内において)どの事業者の、どの商品を表す(識別する)のか、ということがわかるようになっているコードのことです。

当然、コンビニやスーパー側では、特定の商品の値段がいくらか、ということをあらかじめ設定してありますので、スキャナーである商品を手にして「ピッ!」と読み取れば、どこどこの商品○○が○○円、と一発でわかりカウントされる仕組みになっているわけです。
 

業態区分・年商によって違う事業者コードの登録申請料・更新料

事業者コードについてイメージ画像

[st-kaiwa1]もし、あなたが起業して会社を興して、何かを製造し、それを流通させようとするならば、このGS1事業者コードが必要になってくることになります。[/st-kaiwa1]

オークションなどではそんな心配はいりませんが、製造、卸、小売・・・といったようなリアルな世界で商品やサービスを流通させるためのは必ず必要なものなのです。

しかも業態や企業規模(年商)に応じて、それなりの費用となります。

まずは新規での申請の場合

区分Ⅰ区分Ⅱとに分類されます。

【区分Ⅰ・・・年商の50%以上が製造業・自社商品の販売業の売上】

年商 ランク 登録申請料(3年分)
500億円以上~ A 264,000円
50億円以上~500億円未満 B 154,000円
10億円以上~50億円未満 C 110,000円
5億円以上~10億円未満 D 77,000円
1億円以上~5億円未満 E 38,500円
~1億円未満 F 16,500円

(※消費税10%含む)

【区分Ⅱ・・・年商の50%以上が卸・小売、サービス業の売上】

年商 ランク 登録申請料(3年分)
1,000億円以上~ A 264,000円
500億円以上~1,000億円未満 B 154,000円
100億円以上~500億円未満 C 110,000円
50億円以上~100億円未満 D 77,000円
10億円以上~50億円未満 E 38,500円
~10億円未満 F 16,500円

(※消費税10%含む)

 
最初は(売上が実質ゼロからのスタートですから)登録申請料は1万円前後からのスタートとなりますが、成長して企業規模が大きくなるとそれなりの負担になってきます。

ただ、あくまでも3年間の料金です。
1年間だけ、毎年毎年というものではありません。

更新の場合

【区分Ⅰ・・・年商の50%以上が製造業・自社商品の販売業の売上】

年商 ランク 登録申請料(3年分)
500億円以上~ A 220,000円
50億円以上~500億円未満 B 110,000円
10億円以上~50億円未満 C 66,000円
5億円以上~10億円未満 D 33,000円
1億円以上~5億円未満 E 33,000円
~1億円未満 F 11,000円

(※消費税10%含む)

【区分Ⅱ・・・年商の50%以上が卸・小売、サービス業の売上】

年商 ランク 登録申請料(3年分)
1,000億円以上~ A 220,000円
500億円以上~1,000億円未満 B 110,000円
100億円以上~500億円未満 C 66,000円
50億円以上~100億円未満 D 33,000円
10億円以上~50億円未満 E 33,000円
~10億円未満 F 11,000円

(※消費税10%含む)

 

※注意・・・見てきたのは標準的なタイプ(コード番号の桁数が13桁)での料金です。
この他にコード番号の桁数が短い(8桁のコード番号)短縮タイプは、料金体系が別になっています。
 

GS1事業者コードの取得の手続き方法

GS1事業者コードの申請

紙ベースでの申請とネットからの申請の2つの方法があります。
 

書類ベースでの申請・更新

私が申請開始した時と更新はこちらのパターンです。紙ベース、という話です。

各地の商工会議所や商工会にいくと、利用の手引きというのを頒布してもらえます。
昔、私が申請した時は一冊1,200円(税別)の冊子でした。今では無料となっています。

はじめてのバーコードガイドイメージ画像

画像は昔のバージョンです。(有料の頃のものです)白色から青色に変更になった頃の冊子。
 
申請するには、まずは・・・
はじめてのバーコードガイド‐新規登録用‐(登録申請書付)という申請書が付いた冊子を取得してください。

各地の商工会議所・商工会、または直接、一般財団法人流通システム開発センター(無料)注文申込みページから取得できます。
 

GS1事業者コード申請書イメージ画像

これに、ゆうちょ銀行等で振り込んだ証拠書類としての領収書のコピーを貼り付けて、近くの商工会議所や商工会に持参するか、またはセンターまで直接郵送すればOKです。

GS1事業者コード申請料の領収書イメージ画像

(これは更新時のものです。最低の更新料となっています)

 
期間的には約2週間をみておいてください。
不備がなければ、GS1事業者コード登録通知書が郵送にて届きます。
 

ネットでの申請

ネットが当たり前の時代、ネットからの申請がお手軽です。もちろん、流通システム開発センターのHPから申請します。

⇒ 流通システム開発センター・ネットからGS1事業者コードを申請する

1. Eメールアドレスを登録
2. 申請フォームに入力
3. 登録申請料を支払う・・・コンビニ、ペイジー、銀行振込が利用できます
4. 完了(書類受取りだけ)

特に不備がなければ(センターが入金確認をしてから)約1週間でGS1事業者コード登録通知書が郵送にて届きます。
 

まとめ

事業者コードまとめイメージ画像

いざ起業するとなると、ましてや何かを製造してそれを流通させようとすると会社設立以外にも、免許であったり、GS1事業者コードであったり、といろんな申請が必要となってきます。

十分に心の準備をしておきたいものです。

ただ、だからといって起業を躊躇したり足踏みしたりすることだけは避けたいものですけど。

以上のような点から考えるとアフィリエイトという仕組みは(ネット登場以前の時代にはなかったビジネスモデルであり)、本当に便利なというか、誰でも簡単にチャレンジできるビジネスモデルだといえます。

ネットではなくて、現実世界で商売をするということは(人によっては)大変なことなのかも知れません。
それでも、私でも独立・起業することができていますから、どうぞ安心してチャレンジされることをお薦めいたします。

余計なことかも知れませんが、一度きりの人生です。

【追伸】
同じようなバーコードに、書籍に記載されるISBNという仕組み・コードがあります。
興味のある方は下記の記事を参照ください。
 


 

ここまで本当にありがとうございました。

 

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この記事を書いた人

秋田秀一と申します。銀行に31年勤務して定年退職後、二足の草鞋を履いています。副業・起業・借金(資金調達と返済)についてお手伝いできましたらうれしい限りです。⇒ プロフィール

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