アラン・コーエンは自己啓発セミナーや自己実現関連の本を多数著している作家です。自己啓発好きな人によくあるパターンが、ある一人の作家の書物(翻訳含む)と出会い、感銘し(ある意味ファンとなって)、次々と同じ著者の本を読んでみる・・・そしてその居心地のいい時間・空間から逃れらないというようなものです。

そんな「危険性」におちいってしまう可能性もありそうな作家です。実は、この本の巻末に「刊行によせて」と題して作家の本田 健氏が解説をしていらっしゃるのです。
まさに、あの本田健氏推薦、という感じです。本田健ファンなら、まさに師がお薦めならば、と手にした人も多いかも知れませんね。

この本はストーリー仕立ての読み物としても純粋に楽しめるかと思います。

人生を変える、借金生活から脱却する、違う人生を創造する・・・きっかけは決して一つではありません。人の数だけきっかけがあるはずです。当サイトとの出会いもそうですが、こういった本との出会いで(人生が)変わる人が現れるとしたら紹介した方もうれしい限りです。

ある成功者の秘密 富と心の豊かさを得る知恵

はじめに
大きな手押し車の犯罪
1 限界の向こうにさらにある
2 小さな世界に甘んじないこと
3 求めるものが得られるもの
4 思考が現実を引き寄せる
5 本来の自分を思い出すこと
6 他人のためを考えなさい
7 手にするものが自分の価値を語る
8 お金は感謝の気持ちでやりとりするもの
9 ここで今できることを
10 答えてくれるのは苦闘よりもリラックス
11 思考が真の幸福をつくる
12 目的を信じて見失わないこと
13 情熱がすべての秘密
14 予期せぬ知らせ
15 最後の教え

著者:アラン・コーエン 出版:ダイヤモンド社

主人公の師となる人物は意外な・・・人生の最後にどんでん返しがあるようにストーリーはドラマチック!

この自己啓発本は、

ネット王女ネット王女

主人公が、手押し車を製造する工場に就職のための面接に訪れるシーンから物語は始まります。
その工場の経営者がエベリット氏。その彼こそが・・・

君が考える以上に、そのゲーム盤は大きいのだよ。
手押し車イメージ画像

ある成功者の秘密のあらすじ

主人公は、手押し車をつくる工場に面接に訪れます。経営者であるエベリット氏と出会い、そこから人生について学んでいくというストリーレーが展開されます。

エベリット氏は不思議な考え方・発想をする人物であった。
エベリット氏との会話、行動を共にする時間と空間の共有から少しずつ主人公の心の中が揺れ動き始めていきます。

彼は不思議な体験をしていきます。まさに(天が・神さまが)人生の真理を教えてくれるようなできごとに遭遇してしまうのです。その体験を通して「気づき」を得ていくという流れが興奮すら覚えさせてくれます。

主人公、「君が貧困なのは、君が両親やこれまでの教育から「他人の写真」を持ち帰っていることが原因だ」、という指摘をされてしまいます。
果たして、どういう意味なのでしょうか?

主人公は、自分の父がベトナム戦争で死んだことを告げます。母が独りで育ててくれたこと、貧困はしょうがないことだったこと・・・
エベリット氏の表情が曇るのが伏線だったのかも知れません・・・

さて・・・
あるお客さまとのトラブル?の時に、主人公は、一冊の本を紹介されます。「グッド(おいしい)・レモネード」という本。
これで学んだことは・・・?

さらに主人公は、エベリット氏からいろんな「真理」を教えられていきます。時に、他人の事例・できごとをケーススタディとして示してもらいながら・・・

・・・やがて、主人公はエベリット氏から工場の経営を譲られるようになります。
エベリット氏は、奥さまとの旅行(リタイアしての旅行)に出るのです。

そして・・・真実が明かされます。それは・・・

本の中に登場するエベリット氏の言葉「」には人生の重きが、真理が含まれているようにも感じてしまう

ところどころに、主人公に投げかけるエベリット氏の言葉は、いわゆる(先人・先達からの)語録としても十分に通用するような響きがあります。

それをピックアップして読み進めていくだけでも、楽しいし、人生を創造できてしまうように(すぐにでも)なれそうな気がしてくるから不思議です。

しかも、ちょっと前に日本でも大流行した「引き寄せの法則」につながるような、思考は現実化する的なスピリチュアル本を彷彿させるような言い回しが登場します。そっち系の人たちにはたまらない「言葉・言い回し」の登場だと思います。

宇宙はまったく豊かに創造されている

私が思っているどんな限界にも、その向こうにさらなる何かがある

まるで時間がなくなったマスター(師)が、最愛の弟子に知ってることのすべてを教えようとするかのような物語の形をとりながら、人生の真理を世の中に(この本を手にした人に)、それこそこの本を必要としているすべての人に伝えようとしているかのような本に仕上がっています。

この本の中で、主人公の青年が少しずつ日常の行動を変えていきます。ほんのちょっとしたことです。
・やってみたいことを書きだしてみた。
・お金に関する自分の信条を書きだしてみた。
・もし借金がなかったら、お金を何に使うか書きだしてみた。
・クレジットカードの請求書に目を通し、買った物はすべて自分に対する投資と考えることにした。
・・・・・

この本の中には人生を変えるための気分転換の方法なども「知らないうちに」「こっそりと」という感じで記載が登場します。
一日の内で、二、三分お腹の底から笑うと思考が解放されて問題解決につながる、といったようなことです。

受け取りたいものを増やしたいなら・・・まず心の中にその場所をつくることが先だ、とも述べられています。

ガイド案内

ひょっとしたら・・・借金やクレジットカードのキャッシングなどから抜け出せない人は、座右の書として身近に置いておくこともいいかも知れませんね。

こんなフレーズも登場します。
気持ちのいいお金とは・・・感謝の気持ちを持ってやりとりされるお金のこと。

この本を読まれたことのないあなたにプレゼントです。引き寄せ系や思考は現実化する系、さらには神との対話系の話が好きな方なら大好きなフレーズだと思います。

心は、自分の信条にそった体験を引き寄せる強力な電磁石のようなものだ

この本を読み進めていくと・・・どうやら私たちを取り巻くこの宇宙には、大きな力(パワー)が働いているようです。

この本の中にある人生の、世の中の真理を、いや現実を思い知らさせる一文が・・・

ガイド案内

私が(この本の中で)いちばん面白いし、真実だろうな、と思った一文が・・・

51ページの最初の1~2行です。

敢えてその一文そのものは(ここでは)記載いたしません。興味のある方はぜひ読まれてみてはいかがでしょうか。

※読みたくはないけど、知りたいという方は ⇒ どうぞ遠慮なくお問い合わせください。

主人公が、最後に手にした箱の包み紙を開くと・・・ボロボロになったグッド・レモネードの本が入っていた・・・

グッドレモネードイメージ画像

まとめ ある成功者の秘密を人生にどう活かすか!

実は、この本の「はじめに」

人生は、助けを必要とする人々に驚くべき方法で手をさしのべるものです。

という一文があります。著者が何を根拠にして述べたものかは別にしても、決して一つや二つのできごとではなかったはずです。たとえ奇跡的なものであったとしても世界中には数えきれないくらいのできごと・出会い・現実があったと思われます。

人生は、人生哲学そのものはスピリチュアルな世界のものではありません。もちろんスピリチュアルな世界のモノ・コトとして理解しても、お付き合いしても構わないとは思います。
でも、科学として法則として理解・実践することの方がずっと人生そのものに、人生創造に役立つはずです。

探しもとめた青い鳥が実は・・・という話と同じような結末に感じるかも知れません。
しかし、借金やクレジット、キャッシングの返済に追われる人にとって新たな刺激であったり、道しるべとなるものであったらうれしい限りです。

私がよく繰り返しますが、人生の主人公は自分自身です。主役は自分なのです。舞台のそでから羨望のまなざしで登場人物を見ているような存在ではないのです。