コップ一杯の水というテーマで話をしてみたいと思います。
これは、鍵山秀三郎という方のコメント・著述からの引用からです。
概略、こんな内容だったと思います。
暑い時に食事に行く。コップ一杯の水が出される。
ウエイターの見ている前で、(喉が大変に渇いていたので)飲み干して、空のコップをテーブル上に置く。「あー、このお客さまは喉が渇いているんだなぁ」とは気づかない。
本当は分かっているのかも知れないけど。でも・・・
「ご注文は?」となる。
ご注文よりも、先にもう一杯の水が欲しいのに・・・!
そして、注文を聞いたら行ってしまう。もちろん、水はこない。
あらためて
「水ください」「すいません、おひや、お願いします」と言わないいけない。こんなものです。サービス業のレベルは(すべてのサービス業がそうだとはいいません)
これだけ競争がどんどん厳しくなる時代にあっても、本当にお客さまの気持ちを読み取っているお店というのは、あるいはそういう躾(しつけ)ができてお店というのは少ないのです。
【出典:鍵山秀三郎】
だいたい、こんな内容だったと思います。
ここから学べること・・・
後発組でも、まだまだチャンスはある!ということです。
切り口、気配りの仕方、他の競争・競合に勝つ術は残されているのです。
気配り、目配り、耳配り、心配り、といったことを意識していたいものです。
決して忘れることなく、そんな人でありたいと思います。
自然と差別化できることにつながりますから。
余計なことかも知れませんが、どんどん人工知能が進化・進歩して発達すれば、検索エンジンも(人間的にみて、感じるように気分で)気持ちのいいサイト、というのが評価される時代がくるかも知れません。